弊社製品やご注文方法に関する主なご質問を紹介しています。参考にして下さい。
山砂と海砂の違いを教えてください。
弊社「山砂」には、海砂のような塩分が含まれておりません(塩化物量0.001%以下)。生コンクリート中に一定以上の塩化物(塩化物総量規制値0.30㎏/㎥以下=0.013%以下)が混入していると、鉄筋表面を形成している不働態被膜が破壊され、酸素・水分が浸潤し、鉄筋が腐食・膨張してコンクリートにひび割れが生じます(塩害)。砂の塩化物量を管理することは、コンクリートの耐久性に影響を与える重要な要素の一つです。また貝殻も含まれていないため、コンクリート強度に直接的な影響を与えません。子供さんの遊び場として安心安全が求められる幼稚園や保育園、公園の砂場としての利用にも大変適しています。粒径4mm・2mm・1mm(アンタダー)と種類がありますので、コンクリート用砂や学校グラウンドには山砂4mm、左官砂や保育園砂場・ゴルフバンカー砂には山砂2mm、また砂像やコンクリート表面仕上げに山砂1mmなど、使い分けできます。
海砂のような塩分がありませんので、園芸・耕作用としてもお使いいただけます。適切な水分を保ちつつ、浸透・透水性もありますので水管理改善などが期待されます。実際、山砂4mmは自然薯の栽培にご使用いただいております。
※近年、川砂・海砂の採取は環境への配慮から規制・禁止に向かっています。